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マンツーマンとグループレッスン

英会話を英会話スクールなどで学ぶ際、まず判断に迷うのが「マンツーマンレッスン」なのか「グループレッスン」なのか、ということです。
これはどちらもメリットとデメリットがあります。
まず、マンツーマンの英会話レッスンの場合は、「沢山話せる」ということが最大のメリットでしょう。良会話の習得には繰り返しの訓練が必ず必要です。何度もその言葉を口から発し、何度も繰り返して何がいけなくて発音が悪いのか、ということを経験で重ねていくことが大切なのです。マンツーマンの英会話レッスンであれば、その点講師と自分だけですから、時間いっぱい話すことが出来るのではないでしょうか。
マンツーマンの英会話レッスンのデメリットは、「自分と講師の2人しかいない」ということです。これはマンツーマンなので当たり前なのですが、実際に英会話でコミュニケーションを取る際は、「一対一」のような整った環境であることは少ないものです。会話が飛び交う中から、聞きわけ、そして複数の人に対してコミュニケーションを取る必要がある場面も多々あります。それは、普段の自分の生活のシーンを思い描いてみると納得できるのではないでしょうか。改まって一対一、ということの方が少ないのではないでしょうか。マンツーマンレッスンでは、その点、整い過ぎているといっても良いでしょう。アナタが発話するまで、相手が待ってくれるからです。「実践むきではない」と言えるかもしれません。
グループレッスンのメリットは、より自然に近い形でコミュニケーションをとることができるということです。さまざまな考えをもった人たちと時間を共有し、「英会話の習得」という同じ目的のためにともに訓練を受けるのです。人の発話を聞く、ということは良い刺激にもなりますし、互いに情報交換することも出来るなど、様々なメリットがあります。講師の方とだけではなく、ともにレッスンを受ける相手とも英会話でコミュニケーションをとることもできます。
グループでの英会話レッスンのデメリットは、「発話する機会を確保することが難しい」ということです。英会話は発話しなければ上達しませんから、いかにレッスンの中で自分が発言できる機会を作るのか、ということが大切になります。
このように、英会話を訓練するスタイルにも一長一短があります。うまく組み合わせて、効率的に英会話を習得したいものですね。

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